はじめに
昨年から総務省は国内の3大通信キャリアに向けて、通信費用の減額を迫ったのは記憶に新しいです。
そして、今年の3月には、ソフトバンクからLINEMO、ドコモからahamo、KDDIからpovoという新しい料金プランが提示され、提供を開始しました。
一方で、ソフトバンクはY!mobile、KDDIはUQmobileといったブランドを掲げ、以前から低額料金プランを提示していました。
今回の記事では、新しくできた低単価プランと、以前からあった低価格ブランドがその後どのような進化を遂げていったのかを紹介できればと思います。
新しくできた料金プラン
※断りのない限り税込み金額を記載しています。
ahamo(ドコモ)
料金:2,970円
データ容量:20GB(海外データローミングを含む)
国内通話:5分/回無料
3大キャリアの中で最もシンプルなプランと言えます。
LINEMO(ソフトバンク)
料金:2,728円
データ容量:20GB(海外データローミングを含む)
国内通話:なし +550円で5分/回無料、+1,650円で無制限通話無料
単純に5分間通話を含めると、ahamoよりも割高です。
一方で、LINEの通信量はかからないとしているので、LINE通話を用いると安く済ませることができます。
また最近では、3GBプラン990円のプランも提供を開始し、独自の路線を取っています。
povo(KDDI)
料金:料金:2,728円
データ容量:20GB(海外データローミング対応なし)
国内通話:なし +550円で5分/回無料、+1,650円で無制限通話無料
特徴的なのは、トッピングという仕組みで、1日使い放題など様々なサービスを付け加えることができます。
横並びに見ると、LINE通話料が無料のLINEMO、5分間無料通話までついて3,000円を切るahamoがお得かと思います。
以前からあった低額料金ブランドの進化
Y!mobile
料金:3,278円(シンプルMプラン)
データ容量:15GB(海外データローミング対応なし)
国内通話:なし +770円で10分/回無料、+1,870円で無制限通話無料
新たに登場した格安料金プランより、少し割高感があります。
一方で、Yahoo!プレミアム会員が無料であったり、家族の2回線目からは2,090円と格安料金プランと比較しても遜色ないとも判断できます。
また、ソフトバンク光/Airと共に利用する場合は、1,188円割引されるなど、こちらもかなりお得な料金設定になっています。
UQmobile
料金:2,728円(くりこしプランM)
データ容量:15GB(海外データローミング対応なし)
国内通話:なし +770円で10分/回無料、+1,870円で無制限通話無料
ほぼY!mobileと同様の内容ですが、料金が少し安いのがUQmobileの特徴です。
また、auでんきと共に加入することで、580円割引されるようです。
楽天モバイル
料金:3,278円
データ容量:無制限(海外は2GBまで対応)
国内通話:Rakuten Link を利用すれば無料
国内での自社回線領域は無制限で使えます。一方で、自社の回線がまだ整っていない領域では、5GBまで利用できるようです。
また、驚愕なのは1GBまで無料というところです。少ない容量しか使わない人は圧倒的にお得です。
どんな人がどんなプランに向いている?
全然スマホを使わない人・・・楽天モバイル
通話はあんまりしないが通信はかなり使う人・・・ahamo、LINEMO
通話も通信もある程度するけど、20GBも使わないという人・・・Y!moble、UQモバイル
がよいでしょう。
楽天モバイルは低単価であれば、0円が狙えますし、通話も専用アプリを利用することで、無料にできます。一方で、通信エリアの拡充が十分でないことから、通信をよく使う人は他のプランをおすすめさせていただきました。
通話も結構するという人は、10分間無料通話のオプションが付けれるY!mobile、UQがおすすめ。長時間の通話はおもに友人とするケースが多いので、Wifi+LINE利用で済むこと考えると、短時間の複数回の通話に対策をおきたいところです。一方で5分間の通話だと短すぎるようにも思えるので、これらのブランドをお勧めしました。
さいごに
いかがでしたでしょうか?
数あるブランドから自分の生活スタイルにあったものを選ぶのは難しいですよね。
ただ、これだけは言えるのが、通信量を使えば使うほど基本料金も高くなるということです。
暇つぶしに携帯電話ばかり利用してお金がかかっている状態であれば、通信量を抑えるということも思い切ってやってみてもいいかもですね。
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